2022年(令和4年)産の育苗~定植(2021年4月~10月)

本田ランナーから採苗 5月中旬から開始。


今年からセリアの育苗トレーを導入し、点滴チューブで養液管理が可能になる。炭疽病の広がりが抑えられたが、均一に潅水されにくい。スポイトで潅水補完は必須。


ジフィー40以外にも、ポットレストレー72、セルトレイ128など発根トレー色々試す。小さいトレーは ランナーの土への接触面積が小さく、不定根の誘導が弱い。結局ジフィー40が丁度良いという結論になった。


従来通り底面給水(ポットレストレー)も実施したが、128セルから移植した苗は炭疽病を発生し枯死。病害株は早めに撤去したので被害は限定的であった。


9月13日定植直前状況。寒冷紗のかけ方の具合もあるが、徒長気味。

来期はビビフルを必ず使う。


定植準備。耕運機で耕耘。ネニサンソ、サンゴ、高度化成(8-8-8)を散布し、再度熊手で鋤込み、じっくり湿らせて定植開始。


高度化成が悪さをして、ほんの少ししか施用していないのにチップバーンと枯死続発。30%の植え替えを強いられる。大丈夫と思った株も生育が悪いものや後々の新葉にチップバーンが出るもの、萼枯れするもの。初期収量に大きく影響。一部土壌消毒のキルパーが悪さをしている可能性も考えられた。

活着まではECは上げない。キルパーは使わず、分解ヘルパーを使う。


セリエ苗定植。いつもと形状が違うため、ふち側に寄せて定植したが、どうも乾き気味になり不定根誘導が悪い。活着も悪い。

来年度は、クラウン部を点滴チューブに近い位置で定植する必要性あり。


人工芝にセリエトレーを直置きしたら、根が貫入して苗取り出しの時に随分根を切ってしまう、苗が抜けにくいなどの弊害が発生。

次年度は防根シートを敷設する。

定植間近

2021年9月は気温が低くなるのが早く、花芽分化が早そう(周辺情報、クラウンの充実度から)。

急いで定植準備を進めている。
1 ベンチの耕耘(湿らせてから)
2 パーライト、ソフトシリカ、さんご、8-8-8の化成を散布
3 表層混和

6月状況

栽培終了いつもより1か月も早い。終了、売り上げとも昨年の半分。
液肥濃度が高かった1か月。
これにより、いちごが水分を吸収できない状態になっていた。
ゆえに、ダニが湧くし、実も小さい。

おまけに、換気の調子が悪く、ずぼらしてハウス内高温。1号ハウス、3号ハウスには熱波で枯れるイチゴが散見。これはハーベストオイルの薬害とも考えられる。

2号章姫。枯れは少ない。

3号章姫3-3がよく枯れている。換気は消極的であった。
1号(1-1章姫、1-2紅ほっぺ、1-3やよい、1-4ほのか)。1-1~1-3がよく枯れる。特に1-3.

生育が遅いわけ

例年通りスタートダッシュは遅め。
春にたくさん実るので良しとしますが、冬の需要に応えられないのが寂しいです。

今年の原因は。
定植時の灌水不足、ハダニ被害が主なところと分析。
いつも思う来年こそは頑張ります。

 

 

雪が降りました。

神戸市南部(山間部)は、年に1~2回雪が積もる地方です。

日曜日はたくさん直売所に出荷するのですが、今日はあいにく日曜日の積雪。

お客さんも雪が降ると外出を控えるので、今日は出荷を中止します。

ご購入希望のお客様、申し訳ありません。

 

170103観測

かなり遅くなってしまいましたが、無事に実ってきました。明日から本格出荷です。

消毒アルコールを導入。冬場だけの気休めです。

 

 

161212観測

今年は肥料が少なかったようで生育遅滞

12月中旬だというのに収穫がほとんどありません。

きめ細かいケアが必要です。

1月から本格出荷予定。。

 

おまけに育苗期間が長かったため、病気の保有率が高まったかもしれない。

こちらも杜撰さが生み出した結果。

育苗改善が望まれる。

丸尾ファーム視察

161208丸尾農園視察

栽培状況章姫

株も実も見事

 

 

わが農園と同じ仕様の育苗方式には工夫が随所に

参考になりました

遮光は巻き上げ。日光はできるだけ当てないといけないという基本。

何が何でも実現させなければいけない。

 

 

ジャムガード、ビニールの処理(底面給水)

 

9.5cmポットで育苗

親株給水、底面給水同じベンチで実施

 

 

底面給水注水はチューブで実施

きりで穴をあけ、適量に調整

 

谷カンキステバリ

ハウスも同じ仕様だったので、5年間の悩みが解決しました。

こうすればよかったのか。。。

 

タンク給水

コンパクトに作ってあります。

うちの仕様より格段に良い。器用です。

 

 

物がほとんど一緒なので、非常に参考になりました。

使い方ひとつですね。

丸尾農園様ありがとうございました。