きらくなぬぅまん。
我が家の猫、ぬぅ。饅頭みたいな顔をしているので、ぬぅまんじゅう。略してぬぅまんと呼ばれている。やることなすことそばに来て、ごはんもおこぼれをもらいに来る。なかなかかわいい奴である。
美味しさと、笑顔と、シアワセと
今年の作柄は、昨年の約3分の1。作物栽培、少し歯車が狂うとえらいことです。
天気(日照、温度)、それに伴う湿度、ハチの働き、自分がする人為的管理。
全てがうまく回って、いいイチゴができる。
手に職がいる仕事です、農業。
最近は、天気が悪い&湿度が高いせいで灰色カビ病(くさりいちご)がよく出ます。
収量が少ない今年、なかなか緑の実が赤くならない感じがするのは気のせいか。
↓灰色カビ病。せっかく大きくなったのに・・・
いちごにまとわりつく苺の葉から出る溢液(水滴)が問題なんです。晴れないと、いちごはいつも水浸し。そりゃ腐ります。
はやく、赤くなってくれー。あと一週間くらいかなぁ。その楽しみは、農業の醍醐味の一つです。
本格化したものの、まだまだ、実が足りない。
赤くならんもんです。
人為的に不作とは何とも情けない限り。
いろいろ今年のあかんところを考える。
まず、、、
定植直後が猛暑。 しかも、液肥定植後ひと月流れず、初期生育×。
肥料を間違わないことはもちろん、来年は60%寒冷紗をかける決意!!
我がハウスは暑過ぎや。
つぎに、ミツバチがとばんかった。
ボイラーの煙突を中に向けて運転した。昨年は新品だったので、煤も出ずに過ごせた。朝ハウスに入ると、目が染みたので、いちご、ハチともに悪影響があったはず。
CO2の発生にもなってよいと考えていた。が、今年は煤がやたらでた。
故障ではないようなので、煙突を設置。
中の内張りビニール。少し茶色い。すすの影響か。
それと高温管理。
ミツバチは30℃以上で弱りが早いらしい。
遅れを取り戻すため、高温管理したのが裏目に出た。
☆みつばちについて、勉強。そして、高温が苺に与える影響についても。
花粉の発芽率3℃以下、30℃以上で激減
花粉が少ない品種では、致命的。
めしべの寿命は10日、花粉は開花後3~4日目が受精力のピークで、曇りの天気などでこの能力の遅延がある。
蜂は、10aで数匹程度が飛んでいればよい。
15℃で飛び始め、20~25℃でよく活動する。
30℃以上になると、蜂がビニールに激突することが多くなり、弱ったり死んだりする。
巣箱を閉めたまま高温になると、中で熱を発生し巣箱の中で消耗したり死んだりする。(農薬散布時外に出す時も、巣箱は解放しておく)
蜂が弱ると早く巣箱の効果がなくなる。
たくさんのお金をかけて、時間をかけて、勉強(後悔)しなければなりません。農家。大変な職業です・・・
これも喜びを得るためのスパイスと心得て、頑張る。あきらめない。継続は力なりだ!!!!