いちご片づけ開始。~いちご高設栽培ベストな株抜き方法?!

収獲終了と併せて進めていたいちご畑の片づけ本格的に開始。

6000株を引き抜き、9月の定植に備えます。

いちご本舗 農業と先生と結婚と
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この時期、ハウスの中は相当暑く、40℃を超えることも。日よけをつけていますが、それでも、35℃以上。

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今年は、新アイテム導入により、株抜きが楽になりました。
数年この片づけ作業をしていますが、
ベストな方法はこれ。

1.株はからさずに水をやり続け、抜き取る。(水道代はかかりますが・・・知れてます)
埃りが立たずきれいに撤収できる。

2.根が入り込むので、根と株を切り離す(写真の道具を使う)。株は次の定植の邪魔になるが、根はならないので残っても大丈夫。
これはホームセンターで、なんと398円。

いちご本舗 農業と先生と結婚と

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土にさくっと刺さり、株と根をきれいに切れます。葉の耐久性もかなり良好。
たぶん、2本あれば6000本十分いけると踏んでいます。

さあ、ブログ書いていないで株抜きにかかります。

いちご出荷終了。スイカ、ブドウ、イチゴ?

我が畑のいちご出荷昨日で終了。
1月から始まってかれこれ7カ月のおつきあい。
今年は近隣のどの農家よりも長く出荷しました。
9月にはまた新しい苗を定植するから、大忙し。

例年は6月末~7月初に終わっていたのでいつになく長い収穫期。
冬のトラブルにより、売上は少なかったけど、無事収穫できた本年にほっと一息。

ここまで長くイチゴを出荷すると、面白い現象が。
春の果物の象徴イチゴが、店頭で、スイカ、桃、ブドウと初夏~夏の果物と一緒に店頭に並ぶのである。

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絵本で見るような景色に違和感を覚えながらの出荷も昨日で終了。
今日からは畑の片づけ。
頑張ろう!

そして、ご愛顧いただきましたお客様に感謝。一生懸命あつい、さむいと言いながらもがんばってくれた嫁さんに感謝。
畑いろいろこまごまと片づけてくれたお母んに感謝。

ありがとう。

リコイル修理

我が愛車、農園バギーが壊れた。
始動時に、草刈機のように紐を引くのたが、ブチッと切れてしまった…


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メーカーに頼む?金がない。当然、やるしかない。
リコイル部分開いて、巻き直せばええヤン。
甘かった…
エンジン車体から離さんとカバーがとれへん。
やるか。

愛車のために、不安がよぎりながら、分解。
エンジン固定ボルト、癒着なく、簡単に離脱。
エンジンずらす。

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ファンベルト外れる。ヤバイ。
めまぐるしく起こる出来事に原型の記憶が忘却の彼方へ。
なんとか、切れた部分が短かったので、紐を縮め巻き直した。
組み立て。
元に戻すのは何とも難しい。
嫁さんも呼びだし、猫の手も借りて、ようやくくみあげた。

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動いた!
感動である。
農園バギーへの愛着は一層深まったようだ。
→毎日活躍中!

よろずや

農業の楽しいところ。

こうしたい!と思ったら、創意工夫してその願いを叶える努力ができること。

いちご畑がある土地は、約2反。つまり、2000㎡の広さ。

水道を使いたいことはよくあることだ。

しかし、水道までがいちいち遠い。

そこで、今までは、ハウス全面にしかなかった水道をハウスの後ろにつける試み。

業者に頼むと何十万円のコスト。
無理!

自分で、30mほどの溝を掘り、φ13の塩ビ管を埋設、接続、埋設。

見事水道開通!

<長い道のりだった>

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<これまでの給水管に接続>

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なんでも、かんでもプロの仕事を見よう見まね。日曜大工とプロの合間の工事をしとります。

「よろづや(なんでもや)」です。

こんな時のコツは、お金がかかっても、抜け目ない仕事。
少しの「大丈夫かな?」という直観。
大概の場合、大丈夫じゃない。
そして、修繕やロスに返ってお金が必要になってしまう。
農業とは、転ばぬ先の杖という教訓がベストマッチの仕事です。

しかし、農業してなかったら蛇口をホームセンターで買うことなんてなかっただろうな・・・

<完成!>

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いいね

真夏日

真っ青な空。

毎年こんないい天気は、指折り数えるほど。

友達とガリガリ君食べながら炎天下学校のプールに行ったこと

サッカー部でのどがカラカラになったこと

電車から降りて照りつける太陽、鳴きつけるセミ、不毛な浪人時代

たまにはいいかと、授業抜け出して行った釣り

倒れるまで稲の世話をした卒業研究

同期が集まって、ワイワイガヤガヤBBQ

晴天の思い出

今は、

張りなおした、ビニールハウスがキラキラピーン

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甘くなれ、うまく育てと祈りながら世話をする、青く輝くトウモロコシ


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実に、いい天気。暑いけど。いい。

とうもろこし収獲

借りていて、毎年草ボーボーの畑を利用することにした。

何をつくろうかと検討の結果、比較的労力の少ないトウモロコシを作ることにした。

最初は何でもうまくいかないもの。
ということで、挫折を味わうこと覚悟で最初作。

 

<播くだけは播いた種まき。4/11トレーに> 



<なか二日でこの成長ぶり!>
 

施設栽培のほぼ機械にお任せのいちご栽培専門で、畑作はやったことがなく、
中古で購入した耕運機も使い慣れず、
畦立てもままならなかったが何とか、
5/23移植(黒マルチ栽培)。

<耕運機を駆使して何とか畝たて中>
 
いちごが忙しくなりトウモロコシどころではなく、2週間くらい遅れての定植。

マルチに油断して、3日間水やりをしなかった。

肥料のやり過ぎで肥料焼けを起こし。

防除も適当だったので、アワノメイガの食入100%。

 

と愛情のなさを露呈してしまった今作。

 

かなり弱らせてしまい、ボロボロに育った。

<一番手前が今作> 
 

実はならないと思っていたが、結局結実。草丈があり得ないくらい小さいので、実はもあり得ないくらい小さい。愛情の小ささに比例だ。
(驚いたことに、こんな育て方でも、品種が収穫に至る日数はほぼ正しい育て方と同じであった。これは、すごい!)

 

しかし!熟れたところは相当甘く、取れたてのトウモロコシは生でそのまま食べれた。

いつも畑で妻とお弁当を食べる憩いのひと時の食卓に、トウモロコシが並んだ。
あーやこーや言いながら虫をのけながら食べるたくましい夫婦。 
 
 

出荷して、少しでも稼ごうと思っていたけど、到底出荷できる代物ではなく、今作は全て自家消費に回り。。

1か月ずらして作った次作に期待。
防除、施肥くらいはきちんとして、何とか1本でも出荷したい。

<自作も次々植えている(試行錯誤中>
 

奇遇にも

大学の同じ研究室だった輩が自分も出荷している近所の農産物直売所に商品を送り込んでいた!

彼はトマト。自分はイチゴ。
研究室は稲だったけど、二人とも施設園芸農家に。

あんまり仲良くないので特に連絡はしてないけど、あー、頑張ってるんやなとか懐かしい気持ちで眺めています。

15年前は机を並べ、今は商品を並べ。
腐れ縁やな。

 

苗づくり

来年用の苗を作っています。

いちごは、12月から7月まで収穫しますが、その他で苗を作らないといけません。

これは、2月から育て始め、9月に植えます。
収獲用とは別の育苗専用ハウスで苗づくり。
今年は、不作のため3月が忙しくなく、順調に苗づくりが進んでいます。
例年苗づくりが遅れ気味なので、今年こそ完璧に作りたい!

 

今シーズン終了まであとすこし

まだまだなっている、時期外れのいちご。
まわりのいちご農家はとっとと6月中旬で切り上げ。
でも、まだまだきれいなイチゴがついているのでハウス内40度の高温にも負けず、ひたすらとり続けています。

いかんせん、今シーズンは冬が例年の半分くらいの収穫だったので、今週末まで取り続ける予定。

そろそろ終わりたい!