はやく赤くなってください

今年の作柄は、昨年の約3分の1。作物栽培、少し歯車が狂うとえらいことです。

天気(日照、温度)、それに伴う湿度、ハチの働き、自分がする人為的管理。
全てがうまく回って、いいイチゴができる。
手に職がいる仕事です、農業。

最近は、天気が悪い&湿度が高いせいで灰色カビ病(くさりいちご)がよく出ます。
収量が少ない今年、なかなか緑の実が赤くならない感じがするのは気のせいか。

↓灰色カビ病。せっかく大きくなったのに・・・

  

 
 

いちごにまとわりつく苺の葉から出る溢液(水滴)が問題なんです。晴れないと、いちごはいつも水浸し。そりゃ腐ります。

 

はやく、赤くなってくれー。あと一週間くらいかなぁ。その楽しみは、農業の醍醐味の一つです。


 

おはぎ事件

とあるよく行くスーパーで手作りおはぎキットが半額になっており、購入。

嫁さんと二人で作ったらズタズタのおはぎになってしまった。

ところが、後日嫁さんだけで作ると、ないーっすなおはぎが・・・

うむむ、食べれればいいとはいえ、やはり、見栄えは大切だと痛感。

バームクーヘン。マルタンマルタン

嫁さんへのホワイトデーの贈り物は、通り道の気になる「バームクーヘン専門店・マルタンマルタン」のバームクーヘン。

専門店を名乗るだけあって、相当うまい!

子供にバームクーヘンを食べさせるお母さんが、

「ぽろぽろ落ちるから、お皿に受けて食べなさい」

というセリフを一掃するかのような、しっとり感と重厚感。

 

 
こんなにまで、バームクーヘンの質を追求できるものなのか~。

職人技を見た今日この頃。

大工仕事上達

いちごが不作で、いまいち出荷が忙しくならないので、新しくハウスを作って野菜でも栽培しよっかなー。
ということでハウス作っちゃいました。

ハウスお金かかったから、もうけないと・・・・

そして、直売所もリニューアル中。

大工仕事も板についてきました(=^0^=)/

相当暇なので、悪い原因を考える

本格化したものの、まだまだ、実が足りない。
赤くならんもんです。

人為的に不作とは何とも情けない限り。

いろいろ今年のあかんところを考える。

まず、、、
 
定植直後が猛暑。 しかも、液肥定植後ひと月流れず、初期生育×。
肥料を間違わないことはもちろん、来年は60%寒冷紗をかける決意!!
我がハウスは暑過ぎや。
 

つぎに、ミツバチがとばんかった。

ボイラーの煙突を中に向けて運転した。昨年は新品だったので、煤も出ずに過ごせた。朝ハウスに入ると、目が染みたので、いちご、ハチともに悪影響があったはず。
 CO2の発生にもなってよいと考えていた。が、今年は煤がやたらでた。
故障ではないようなので、煙突を設置。

取り付けた煙突。結構労力を要した。

中の内張りビニール。少し茶色い。すすの影響か。

それと高温管理。
ミツバチは30℃以上で弱りが早いらしい。
遅れを取り戻すため、高温管理したのが裏目に出た。

☆みつばちについて、勉強。そして、高温が苺に与える影響についても。
 
花粉の発芽率3℃以下、30℃以上で激減
花粉が少ない品種では、致命的。
めしべの寿命は10日、花粉は開花後3~4日目が受精力のピークで、曇りの天気などでこの能力の遅延がある。

蜂は、10aで数匹程度が飛んでいればよい。
15℃で飛び始め、20~25℃でよく活動する。
30℃以上になると、蜂がビニールに激突することが多くなり、弱ったり死んだりする。
巣箱を閉めたまま高温になると、中で熱を発生し巣箱の中で消耗したり死んだりする。(農薬散布時外に出す時も、巣箱は解放しておく)
蜂が弱ると早く巣箱の効果がなくなる。
 
たくさんのお金をかけて、時間をかけて、勉強(後悔)しなければなりません。農家。大変な職業です・・・
これも喜びを得るためのスパイスと心得て、頑張る。あきらめない。継続は力なりだ!!!!

 

復活! 喜び!

 

あれからも、、受粉しなかった花が次々に不毛な実になっていき、ちぎっては捨て、ちぎっては捨て。

おかげさまで2月は売上ほとんどなし。

農家とは、こんな不安も背負わなければならない職業。

厳しいですねーー

もう一つの予備校講師業がなければ、こんな仕事はできないかなと思う今日この頃です。

でも、でも、実がなってきたときの喜びはひとしおだし、葉っぱも元気に育ったり、いちごの青い実が大きくなってきたり、
農業にはかけがえのない、元気をいただいていることも事実。

両方の歯車がうまく回って楽しい人生です。

受粉がうまくいかずチリチリいちご

つぼみいい感じで上がる

大きくなる兆し

 

大きな実

 
 
大きないちご2

 

ベリーノズル

少し、防除を楽にしようとベリーノズルなる噴霧器に注目。
15,000円程度の代物なので、購入しようとしたところ、
いちご農家友達が持っていたので、借りてみた。

そのお方は、自分には合わないので今は使っていないと・・・


使いココチは・・・・


いざ散布!




(ToT)重たい!
確かに、今まで一列を2回に分け両面から散布していたのが1回ですむ。
しかし、労力が4倍くらいなので回数多い方が楽。



(ToT)液だれ被ばく
竿を使って薬液が垂れる。タオルを巻けば解消されるけど、なんかかんかうっとしい。

↓ベリーノズル

 


ということで、スズラン噴口の方がいい!

↓スズラン噴口

 

 



という結論になりますぃた!

花が遅れる原因

いちごがなくて暇なので、よーく考えてみる。

花が遅れた理由。

定植直後が猛暑。萎える苗もあり、焼ける苗もあった。

肥料。濃度設定を間違えて、これまた1か月間無肥料状態。冬場にして、株が充実していない。

↑この装置で畑に肥料を送り込むのだけど、、、薄すぎる濃度・・・・

いちごは肥料欠などのストレスが続くと、芯どまりと言って芽が出てこなくなる現象が起こるが幸いこれはかいひできたみたい。

来年は、そう、寒冷紗の遮光率を上げる。夏場の作業労力軽減にもつながるはず。

そして、肥料はもちろん間違いなく。

今年度も収量減やろけど、シーズンの残り、しっかり作ります。

 

花は遅れ、ミツバチは働かず(ーー;)

 
あきひめ、べにほっぺ、ゆめのか、やよいひめ、さちのか、あいべりーの6品種を栽培中。

いちごは、品種によって味や特性がまったく違うのです。

昨年大成功だったあきひめと、べにほっぺは今作も快調!

しかーし!!
初めてのゆめのか、 やよいひめは花が一回飛んだようで、ようやく、一回目の開花ピーク(2月上旬)と思いきや、ミツバチが働かず、花は実らず、もう一花待ち( ;  ; )
そして、ミツバチが働かなかった被害は、あきひめ、べにほっぺにも・・・・(ーー;)

左の列ゆめのかは右あきひめより格段に遅い
1月上旬。

ムーブ

去るH24年1月24日、妻用の新たな営業車MOVEが納車されました。
わたくしめは、仕事上ほぼ一日車に乗りっぱなしなので、妻に出荷をお願いするときや、買い物をお願いするとき車が必要なのです。
ついに、自分で車2台所有するという・・・でっかくなったもんです。
夫婦になると、いろいろ初の体験が多いものです。

MOVEを買ったのは、神戸市北区の「K’s CAFE」。結婚後すぐに車が欲しかったので、ほかに見ることもなく速攻購入。
なにせ、結婚式H24年1月15日の当日は、リッチに神戸ポートアイランドオリエンタルホテルに宿泊したのですが、家に帰る足で、車を購入しちゃいました。

昨日結婚式だったんですよーなんて話をしていたら、カーナビや選べるナンバーをつけてくれたり。
たくさんサービスしていただきました。ありがとー。
そして、なんと「若い」。納車の時にみんなで記念撮影とか。
数々車を買いましたが、こんな企画は初めてでした。

車、大切にしないとね!
もちろん、車のナンバーは「・115」いい苺。( ̄▽ ̄)v

みんなで記念写真!!
120124車ご成約